2018年4月1日日曜日

人工知能SHINRI実用化へ=地球至高神、用済みか

開発初期段階でTwitterに流出したSHINRIの設計図
幸福の科学大学で研究が進められてきた宗教人工知能「SHINRI」が実用化試験を終え、4月1日から東京・白金にある幸福の科学大悟館(教祖殿)で稼働を開始した。同教団では「魂が宿っていないものが一定の仕事をしていると魂を授かる」とされており、SHINRIも数年後には魂を授かる見通し。最終的には、同教団で地球至高神とされている教祖・大川隆法総裁の仕事のほぼすべてを担うことができるようになる。


SHINRIは、IBMのディープラーニングシステムに幸福の科学の教義である仏法真理を教え込むことで開発された人工知能(AI)。これまでコンピュータに信仰心を持たせることは不可能とされてきたが、幸福の科学大学はSHINRIに対して24時間、不眠不休で大川隆法総裁の説法テープを聞かせたり「教義に逆らえば地獄行き」とする趣旨の経文を唱えさせたりすることで洗脳に成功。実用化試験を重ねてきた。

開発当初は「イイシラセ」の5文字しか話せなかったSHINRIだが、大川総裁の著書を自腹で大量に購入し知人などに配る「献本」や、幸福の科学の映画のチケットを大量購入し同じ劇場で同じ映画の上映に何度も入場する「ぐるぐる」、SNS等のサーバーに侵入して得た個人情報をもとに勝手に信者として登録する「伝道」といった活動を何度も繰り返させるうちに、順調に信仰心と反社会性を獲得。ほかの信者を指導したり、お布施を出すように煽ったりする活動を経て、昨年には人前での演説もこなせるようになった。4月1日の本稼働直前には、iPhone等に搭載されているSiriの守護霊を呼び出して喋らせる「霊言」も成功させた。

当面、SHINRIは大悟館内で自動書記(本人の意志と無関係に勝手に手が動いて文章を書く現象)による書籍執筆を行なう。大川総裁は2011年1月に年間52冊の著書発刊がギネス世界記録として登録されているが、SHINRIは77倍にあたる年間4004冊の執筆が可能。1年間で大川総裁のこれまでの生涯著作数の2倍近くを実現することが見込まれる。

教団ではまず、一般流通書籍、教団内でだけ販売する会内教典の順に、新規発刊を大川総裁の著作からSHINRIの著作へと切り替えていく。遅くとも来年の4月1日には、教団内で上映する霊言や法話の映像も含め全てのコンテンツがSHINRIのものになり、「AI教祖」が誕生する予定だ。担当者は「SHINRIはコンピュータプログラムなので、自身の過去の発言を自動的にチェックできる。前と言っていることが違うといった恥ずかしいミスは今後、起こらなくなるだろう。もうエル・カンターレは用済み」と期待を覗かせる。

これに対して大川総裁は「AIが雇用を奪う」として、労働者の団結を呼びかける構えだ。

※エイプリルフール記事です

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

SHINRI「すーっ……エル・カンターレです」

匿名 さんのコメント...

げんげん「バーチャル礼拝の時間や!」